【最新】手作りスマホケースとTPUカバーの固定方法(改)
何やらそこそこアクセスがあるので、今現在のスマホケース固定方法を公開します。(大袈裟ですが手の内を本当は見せたくないものです)
これのTPUカバー(柔らかいシリコンの様な樹脂性カバー)と、編み込みスマホケースをどうやって固定しようか悩んで試行錯誤しました。
鏡受けなどを使ったり、ハトメやカシメを使ったり、いろいろな接着剤も試したりして辿り着き、また改良重ねて今現在は違う固定方法です。
それはコレ。
この飛び出た先端部分は爪切りやニッパーなどで長さを調整し、販売用の場合は薄めのフェイクレザーを接着剤で張り付け、本体の傷防止に保護します。
TPUやシリコンやポリエチレンなどはなかなか接着剤が安定しにくく、試行錯誤の末に見付けたのはこちら。
これのハードタイプは硬質プラスチックはOKですが、ポリプロピレンやポリエチレンは接着不可なのでやはりくっ付かなかったです。
ソフトタイプはゆっくり固まるので、金属部分とフェイクレザーに塗って指で圧着、動きにくくなったのを確認してから本体をカバーにハメて一夜寝かせます。
※指で圧着するのは余分な接着剤を出して拭き取る為でもあります。
販売の場合、注文の機種を持ち合わせていないこともありますので、一回り小さいデモ機などで重りに代用します。
カシメやハトメの場合凹凸が大きく、 各機種サイズに作られたTPUカバーは寸法がきっちりなので、収めた時に少し浮いたり影響します。
しかも金属とスマホ本体が直接触れるのを防ぐ為、フェイクレザーで保護することにより更に厚みが増し、カシメやハトメは却下になりました。
※たまたまご注文受けて制作したものがきっちりハマらず、指摘を受けてやり直し、しかも初めてのお客様、苦い思い出です。
そこでアレコレ試しながら辿り着き、今はこの方法で安定しております。
と、言いましても約1年ちょいすれば摩耗で割りピンの頭が取れたので、保証期間は約1年とみたほうがいいかも知れません。
自分用の場合はマスキングテープで保護、すぐに新しい割りピンを付けることが出来るので、5年ぐらい持ちそうです。(その前に飽きる)
割りピン固定のやり方的な解説しますね。
まず固定したい物同士にマーキングします。
そこに割りピンの頭より小さく穴を開けます、この場合裂ける素材であれば補強してから開けるのがいいです。
この場合キリなどで穴を開けて広げるよりも、きちんと穴開けポンチでやると裂けにくくなります。
コツとしては一ヶ所穴を開け、そこで仮固定してもう何ヶ所かのマーキングをすればズレを防げ、失敗のリスクが下がるかと思います。
※DIYの基礎で、家具などの組み立ても最初から堅締めせずに仮止め程度にし、全てビスなどで止めてから全部の箇所を締めます。
割りピンはメーカー違いでアンバー感が濃くなるものと、シルバーに変色するものがあります。どっちでもいいなと思うので調べてません。(半年ぐらいでこうなります)
同じような方法で違う素材もあります。
プラスチックリベットやスナップロックと言われる物です。
但しこれは厚みがあるので、物によっては使えません。
それで見付けたのはこちら。
厚みがギリギリ許容範囲内ですし、何よりフェイクレザーやマスキングテープでの保護を必要としません。
これのいい点は他にもあって、素材を選ばずに接着剤も不要、パイプから飛び出た凸部分を爪切りやハサミで切ればもうお終い!という手軽さ。
でも販売用に使うのはクリアしなければいけない点が一点。
それは見た目がチープになってしまう事。
着色塗装するか、レジンでラメ付けなど何かしらの工夫すれば改善出来るかな?
後はポリファスナー自体のパイプが長過ぎるので、20㎜前後でいいのがあれば資源の無駄にもならず、気持ちがいいなと思います。
布や革などは接着剤で固定出来ますが、カバーとケースの固定がちょっと困難な素材はこの方法試してみてはいかがでしょう。
みなさんの素敵な作品に役立てられたら本望です!ではまた^^