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ハンドメイドで島おこし!?目指せ人口10000人!

沖縄の【民泊】メリットとデメリット、そして気になるのは1人の料金などのお値段。

年間、何十万人もの生徒が体験型修学旅行として、民泊という選択肢が増えているようですね。(100万人に届くかも?)

 自分が住むこの島も、沖縄の離島という立地からか大人気でして、一年の内の約300日は民泊団体、いろいろな土地からの学生たちで賑わいます。

残りの60日前後は、夏休みだったり受験シーズンだったり、さすがに学校側でその時期に予定を組めませんし、生徒やその親御さんからクレームが大変になりそうかと。

 

【開運祈願印鑑=昭和43年創業の老舗 はんこ職人工房】

 

民泊をまとめている業者の話だと、2年先も予定が埋まりそうで、断る件数もずっと右肩上がりなんだとか。

そんな【民泊】ですが、トラブルや悪評もチラホラ目につくようになり、一発アウトな事件や事故、そんなことがもし起こった場合には・・・一瞬で崩壊するものでしょう。

 

保護者として気になるのはデメリット、多感な時期だからこその不安。

検索単語に 沖縄 民泊 デメリット メリット でこのブログに訪問された方がいるようで、じゃあもうちょっと詳しく掘り下げようと思い、島んちゅとしては不利なことを書きます。

  1. 先生と生徒が別々に寝泊りをする、それもホテルではなく一般家庭。
  2. 女子生徒だけのグループを受け入れ専門とする民泊家庭、実は数が足りずに他の民泊家庭に回されることもある。
  3. アレルギー対策がまだまだ不完全、結局はホテルなどに食事の依頼をし、アレルギーの子だけ別料理を食べるという、不本意な体験も。

 

 

まず

1.先生と生徒が別々に寝泊りをする、それもホテルではなく一般家庭。

これについては親としては不安を覚える最大の要素で、もし何かがあったらと思うのは当然の話でしょう。

特に女生徒の親御さんは気にして当然、むしろ大いに気にした方がいいです。

要望や意見はどんどん出して、不安材料を無くすことでより民泊が一般的になり、各自治体にマニュアル化させて【地方創生】の一環とし、違法な民泊を排除させるようにすべきだと思うのです。

この島では結構早い時期から、修学旅行生にターゲットを絞った民泊をしており、マニュアルやノウハウは観光協会などでまとめられ、受け入れ民家を増やしております。

 

 中高生を中心とした集団民泊、性的な問題が一番気を付けなければいけないので、基本的に独身家庭だったり、若い青年がいる家庭は女子生徒の受け入れはしない方針です。

面倒見のいい奥さんやおばあさん、小さい子どもがいる若夫婦などの、女子生徒の相手が務まる家庭で受け入れをするのが理想でありますね。

女性にしか対応出来ないデリケートな問題など、対応すべき部分をいつまでも後回しにしていては、この先も続けていく民泊にも陰りが出来てしまいます。

なるべく とか 出来る限り とか、都合のいい言い回しで避けても、ついて回る問題ですから解決策を探り、常に改善を続けなければいけません。 

『一般家庭の民泊にそこまで求めないで欲しい』と受け入れの家庭が言うのならば、それならどうぞご自分で、営業許可をきちんと申請し、民宿でも開いて頂きたいですね。

お金を頂いている以上責任はしっかりと持ち、地元を代表する民家として民泊の学生に向き合ってもらいたいものです。

 

 

 

 

次に

2.女子生徒だけのグループを受け入れ専門とする民泊家庭、実は数が足りずに他の民泊家庭に回されることもある。

これについては上でも触れたように、女子生徒には女性をと思うのが一般的な考えで、何らかのトラブルでもすぐに対応出来るようにしたいのが当然なわけです。

島全体の経済規模に関わるほど、巨大化した民泊の影響には、少々過敏に反応せざるをえない。

敢えて、女子生徒を受け入れたいと希望する受け入れ家庭は皆無に等しく、なるべくは男子生徒を担当したいのが分かります。

男子生徒だけを受け入れていた家庭も、担当出来る家庭が足りないので仕方なく受け入れることにした、とそれだけ信頼はあるんだぞと言いたそうなおじさん。

観光協会などから依頼がくる=ここの家庭は問題に対処出来る信用のある家、そんな風に周知される信頼からか、それはそれでステイタスな模様。

女子生徒やその親御さんに、この民泊に対して不安な部分があれば、観光協会などに直接問い合わせてみるのもいいかも知れません。

学校に言いたくても言えない、内申などに影響あるのが嫌で言い出せないこともあると思います。

でしたら、直接予定している民泊の受け入れ先の代表(観光協会など)に、不安に思っていることなどを相談するのがいいでしょう。

 

 

 

 最後に

3.アレルギー対策がまだまだ不完全、結局はホテルなどに食事の依頼をし、アレルギーの子だけ別料理を食べるという、不本意な体験も。

これについてはまだまだ対応出来ていないのが現状で、アレルギーの種類や程度などもバラバラゆえに、問題解決が難しいのが正直な話です。

専門的な知識と、完全にアレルゲン物質の除去が出来る厨房など、一般の家庭に対処を求めるのは無茶な気はします。

無茶=無理ではないので、改善すべきところと努力すべきところ、そこは受け入れたからには真剣に考えなければなりません。

一人寂しく対応食をホテルで作ってもらい、別々のテーブルで違うメニューを食べる、仕方がないとはいえ寂しい風景です。

 

沖縄の民泊で近年問題となったのが『じーまみーどーふ』、これは沖縄の郷土料理の一つなのですが、主成分はピーナッツ(落花生)で、ピーナッツアレルギーの子が知らずに食べてしまう事故がありました。

地元の人は、評判のいい郷土料理を食べてもらいたい、みたらし風の餡が美味しいモチモチのこの料理、名前からそれがピーナッツで出来てるとは思わず、すすめられて食べてしまったわけです。

すぐに問題として取り上げ、注意喚起を各市町村などに通達、それでもまだ売店やコンビニで手に入るポピュラーな食べ物からか、救急搬送は後を絶ちません。

 

アレルギーは甘くみれない、命に関わる問題ですので、きちんと報告連絡相談の『ホウ・レン・ソウ』は徹底して取り組むべきことだと思います。

 

 

 

 

ここまで書いて何なのですが、自分【民泊】の受け入れ家庭でもなければ、【民泊】の業者でもないただの島人(しまんちゅ)です。

全部聞いた話を参考に、娘を持つ親として考え書かせて頂きました。

島ゆえに、今のところ問題は起きそうにないとはいえ、100%安全かと聞かれて首を縦に振れません。

万が一、何らかのトラブル、しかも一番あってはいけない性犯罪が起こった場合、もうこの島の信用も実績も失うだけに留まれないとこに、正直、危機感を持ってます。

というのも、最初この民泊を受け入れる家庭の基準は、【年金生活などの引退家庭】や【本職(農業や漁業などの生産系)を持っている家庭】など限定的なものでした。

それが今や、本職を辞めてこれ一本で生計を立てている家庭が増えています。

生徒1人5,000円~8,000円で平均5人グループ、1泊につき食事は3食とはいえ結構なお金になるのが分かります。

でなければこんなに受け入れ家庭も増えませんし、仕事を辞めてまでやるわけがありません。

何らかのきっかけで0(ゼロ)になると思っていないのか、いつまでもこれが続くと思ってしまう【バブル脳】、ふと恐ろしくなる気持ちも分かる人は分かるでしょう。

 

 

 

 

島の人にもあるメリット、デメリット。

一回出来てしまった基盤こそ、この島にとって大きな爆弾にならなければいいなと、思っている管理人なのでした。

 

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